2017/11/11

東方見聞録

予定では午前2時に出発だっだけど、1時過ぎにメールで起こされて丁度良いかと思い、そのまま着替えて出発。国道253号で六日町まで抜けて、そこから関越道に乗ったのが3時過ぎ。この歳になっても深夜割引で節約しないといけない現実はさておき、関越トンネルを抜けて赤城高原SAまで来たところで力尽き、車内に寝袋を広げて一時就寝。

寒さで目が覚めたのが午前7時、ナビによると2時間程度で立川イケアに着きそうなので余裕で出発。予定通り入間インターを降りた時点で9時過ぎで、時間調整を兼ねた朝食を朝マックで済ます。それでもまだ30分ほど余裕があったので、少しだけ遠回りして福生の米軍ハウスを見学、本物のヤレたハウス群を眺めてテンションが上がる。

10時過ぎ、立川イケア到着。11時には都心へ向かいたいので、とりあえず目当ての物だけに絞って買い物を済ます。主に照明器具と娘からの注文品だったが、合計で35,000円也…ちょっと勝負しすぎたかも?

車をイケアに置いて、立川駅から中央線で恵比寿のパシフィックファニチャーサービスへ。事務所を兼ねたファクトリーで30分ほど今後の展開についてお話しさせていただきました。今後のP.F.S物件で水槽を含めた建築デザイン依頼が来たらセブンスがアドバイザーを担当する事に決定、やったぜ!

昼食はセブンス公認マニヤである「トトロ」様にご馳走していただきました。恵比寿で合流して、そのまま近くのアジア料理店へ。独特な香辛料の匂いが漂う店内で「シンガポールチキンライス」なる人気メニューをいただきました。
チキンライスというぐらいなので、炒飯っぽい想像をしていましたが、丸く盛った白米の横に大量の蒸し鶏が添えてあるというシンプルな料理が運ばれてきて拍子抜けかと思いきや、米はアジア米ながらもスープで炊き上げてあってそれだけで食えるし、蒸し鶏は添えられた三種のタレを使い分ける事によって変化が生まれ飽きがこない。この手の料理は何日か経つと無性に食いたくなるタイプだなと、そう思ってたすでに食いたくなってきた。

昼食にはトトロ様の奥様も同席してくれて、旅の一期一会感に華を添えていただきました、美味しかったし楽しかったです、東京のサラメシご馳走様でした。

その後水道橋までトトロ様に付き添っていただき、再び1人に戻ってアーモ美術館に到着。この日は天野尚ネイチャーアクアリウム展の2日目、気合の入ってる人は初日に来たであろうから知人はいないと油断していたらリスボンメンバーでもあるアクアレビュー代表の岸下夫妻を発見!山形グッピー園の時も突然現れたら驚いていたからなぁ、岸下さんはどんなリアクションするんだろうと思ってソロリと近づいて行ったら期待を裏切らない大喜び。本日2度目の一期一会、楽しかったです(個展の感想については後日)。

時刻は午後4時、ここから先はお楽しみフリータイム。7時までにイケアに戻ればいいので、それまでどこへ行こうか考えた末、参考にしたい施設があったので代官山散策をすることに決定。再び恵比寿に戻り歩くこと約15分「ログ ロード」という線路跡の細長い土地を利用して作った小さな商店街に到着。気の外壁が印象的な店舗が5棟、それを結ぶ細い路地は緩やかな高低差があり散策気分満点。地元の人にとってはちょっとした散歩コースになっているようであり、何よりも「線路跡」という立地がワクワクする。細長い敷地だけに地元の町屋に近い印象があって、今後の商店街イメージの参考になるだろうなと。

そこからさらにブラリと歩き、再びP.F.Sのパーツセンターへ。イケア以外でお金を使わなかったので、今後のための物資を確保しておこうと。そこで買ったのは多種多様の「マイナスネジ」その数なんと2000本、総額17,000円也!どうよ、これがセブンス流ですよ。これで「日本で一番マイナスネジを在庫している熱帯魚屋」の称号はいただきですな。

しかし誤算だったのはその後で、重さ5キロを超えるであろう紙袋を抱えての帰路はあまりに過酷だった(電車内で不審物だと怪しまれていたっぽい)。

イケアに戻る頃には腕の感覚が無くなっていたけども、最後の1時間を使って再びイケア店内をじっくり物色。今後の平屋リフォームに使えそうな製品をチェックして夜8時に上越に向けて出発した。というわけです。

いやぁ、それにしても楽しかった。今回は特に内容が濃かった気がします。やっぱり旅は人を成長させるね、次は誰に会えるかなぁ?