2017/03/10

クリプト付き侘び草ご注文のお客様、ご用意できております。

午前中のメンテナンス業務を一緒に作業して私の企画した岩崎君修行の工程は全て終了、これまで応援してくれたり、会いに来てくれた方々には改めてお礼申し上げます。

短い期間でしたが、自分の理念や技術を伝える事の難しさを改めて体験できました。今後の彼は新潟市の専門学校に入学してADAの指導の下でネイチャーアクアリウムの技術を学びます。

簡単な打ち上げ会として「たんぽぽラーメン」で昼飯を食べましたが、実は3年前にセブンスで研修をした福田君も一緒に参加してくれました。彼等はその専門学校の先輩後輩になるわけですが、たんぽぽの水槽の前で二人で話をしている姿を見ると、着実に新しい世代が生まれて来ているのを実感できたし、俺がいなくなった後の業界もこうやってちゃんと受け継がれてゆくんだなと思うと泣きそうになってしまいました(最近歳とったせいか涙もろい)。

彼等にとっては5年前の自分であり、5年先の自分でもあるわけで、お互いにとっての良い刺激になったんじゃないかと思います。もちろん俺にとっても良い刺激で、2人を応援するような素振りをしていますが、心の中ではコイツらには絶対負けたくないと改めて闘志を激らせているのです(若い才能は早めに潰しておかないとコッチが危なくなるからね)。

この世にラクな仕事なんてものはないのだけども、アクアリウム業界も狭い市場の中で競っていかなければならない厳しい世界であるのは間違いない。この先人生を賭けるような大きな選択を何度も乗り越えなくてはいけないだろう。ただし、俺ができる事はここまで、ここから先は俺以外の多くの人と巡り会い、自分の力で歩んでほしい。

最後に一つだけできる事があるとすれば、在学中に2回ぐらいインターンシップという実際にアクアリウムショップで実習をする機会があるのだけども、これを読んでいるショップオーナー様がいらっしゃるのであれば、ぜひ岩崎君を受け入れてあげてほしい。できれば滞在費節約のためにメシ付きのホームスティ方式で。ショップ側から「俺の店に来い!」と名乗り出た逆指名パターンは前代未聞らしいので、常識を打ち破りたいオーナー様は専門学校、もしくはセブンスまでご連絡ください。

俺が手塩にかけた二番弟子です、どこに出しても恥ずかしくありません。唯一欠点があるとすれば、俺と同じぐらいイケメンだという事です。この業界にイケメンは一人いれば十分でございます。