2016/12/04

ミスター・パーフェクト


想像通りでしたでしょうか?それとも予想外でしたか?高解像度の画像や動画が当たり前になった時代、文章から物事を想像するなんて機会は少なくなりました。最近では文庫本が再び売れ出しているようで、必要以上の情報に対する考え方が見直されてきているのかもしれません。

なお、例のライダーは別のブログに掲載してありますので興味のある方はどうぞ。

と、偉そうな事書いておりますが、単にカメラを持ち歩いていなかっただけの事でした。軽はずみに「実物は店頭にてご覧ください」なんて書くと、四国や大阪のマニヤに怒られますので今後もそれなりに「画」は載せる予定。

そんな先週、我が家ではハンディ掃除機論争が勃発しておりました。過去に買った安物はパワー不足で学習机の消しカス程度にしか効力がなかったのです。

そこで候補に上がったのがダイソンとマキタです、ダイソンは水槽メンテに行っている一般家庭や医療機関で使われている事が多く、マキタはやっぱり職人の使用率が高い。フィルター式だとか細かい事は抜きにして、個人的にダイソンはイマイチで、何故かというと「ゴミが詰まって吸引力が落ちる」という主婦の常識をわざわざ科学的に証明した秀逸なメーカーだからです。

しかしマキタも手ごわい。マキタは本体よりもバッテリーと充電器セットの方が高額で、掃除機のために充電器を買うのか、充電器を買うとオマケで掃除機が付いてくるのかよく分からない。

双方価格に大差はなく、決め手にかけた状態で悶々としておりました。その頃はオークション出品騒動の渦中だったため、通販サイトを見比べるのもウンザリ…そこで、大工道具を扱う仕事をしている知人に相談すると「内蔵バッテリー式のお手ごろマキタもありますよ」と。即決したのは言うまでもない。


似たような事が以前にもあり、ビートルの車両保険をどうしようか悩んでいて、新規加入だと6等級スタートで相当な金額になってしまう。ならばと通販型の保険を検索しまくったが、仕事で使う車となるとどれも似たような金額で、さらにブラウザ画面のいたるところに保険広告が出るようになってイライラしていた。
しばらくの間はフィットに乗る機会が少ないので、フィットの保険を短距離の新規保険にして、20等級の保険をビートルにするのがベターかなと、とりあえず安くはないのだが、現在付き合っている保険会社にフィットの保険をビートルに移行する手続きを頼む電話をした。

車を買ったのでフィットの保険の契約を変えたいんですけど?

「ありがとうございます、フィットの売却証明はありますか?」

いえ、ありません。

「ならば廃車証明ですね」

いえ、フィットはまだあるんです。

「えっ!?ではフィットはどうなさるんですか?」

しばらく乗らないので寝かしておこうと…。

「なのに新車を買われたんですよね?」

いえ、買ったのは超ポンコツの中古車です。

「フィットに乗らずに新しく買った中古車に乗るんですか?」

えぇ、新しい中古車で…って古いんですけど(笑

「すみません、前例のない事なんで折り返し電話します!」

その後の電話でも延々と噛みあわないやりとりが続いたのですが、あまりにも面白かったので普通に新規加入する事にしました。お金も大事だとは思いますが、最後の決め手はやっぱり「人」なのかなと。

それにしても今年はお金が飛ぶ、マジでしばらく節制する。