2016/02/11

340.29m/s

毎年恒例の元日スキーが暖冬の影響で断念、その埋め合わせという事で本日決行となった次第です。冬の天気予報は当たらない事が多いけど、今日は予報通りの快晴!混雑を予想して早めの8時30分には到着したけど、すでにゲレンデに近い駐車場は満車だった。

今日は楽しくなりそうだなぁ、なんて思っていたけど最終的に良かったのは天気だけだった…。離れた駐車場から運ぶだけでも辛そうだった息子の板は滑り出してしまえばそんなに負担でもないようでちょっと拍子抜け。それでも板長が15cmアップしたので取り回しにはやや苦戦しているだろうか?それでも今日一日滑れば慣れるだろう。

自転車と同じでスキーの乗り方も体が覚えるのだろう、二人とも去年と同じ滑り方だ。去年と同じ…。
まず息子は滑走中なぜか左手がマイクを持つような格好になる、それはまるで五木ひろしが熱唱しているかのようで、それを「五木ひろし走法」と命名したのだが、1年経てば変化があるかと思いきや今年も熱唱している。
娘はボーゲンを卒業しかけているぐらいの滑りなのだが、そのマッタリとした速度からは想像もつかないような高速フォームをしている。まるでブレーキの壊れたトロッコの上にでも立っているかのような…と言えばよいのか?とにかく低速スピードなのに全身緊張でガッチガチ、格好だけ見れば「この人は音速で滑ってるのか?」ってぐらいの超絶フォームだ。

なんとか今日中にこの二つを克服したいと懸命になっていたのだが、どんなに指導を繰り返しても改善の様子は見られず、次第に俺も消耗してきたわけで。集中力が切れ始めた頃、リフトに乗った直後息子がズリッと下に落ちた!まだ地面まで50cmほどしかなかったので大事には至らなかったのだが、俺も飛び降りて当然リフトは緊急停止、初めてリフトを止めてしまったよ。
安全な所まで戻る間1分ぐらい止めてしまったので並んでいる人達に謝り、再び滑り出すも気持ちが切れてしまった。

今日はもう勘弁してくれ~、なんて思ってたら今度は目の前でスノーボーダーと息子が大クラッシュ!ちょっと前に死亡事故があったゆえ慌てて駆け寄り、これまた大事には至らなかったが、またしても謝る始末に。
もうダメだ、今日はこれで終わりにしようと先に降りて息子を待つもなかなか来ない。ようやく来たかと思ったら「変な転び方してヒザが痛い」と…マジかぁ~。

初めてゲレンデの医務室へ。診断の結果「酷くはないけど、今日はもう滑るのは無理、明日の体育も休ませてください」と…完全にサロモンに敗北したわけで、俺の解放値調整もイマイチだったのかもしれない。
マジで今日は終了!と宣言したら娘が「もう少し練習したい…」…ですよね、君のマッハ走法は全然改善されてないもんね。はいはいもう何でもやりますよ。

夕方には帰宅するつもりが、リフト終了時間までガッツリ振り回されましたよ。俺も過去にスキーでじん帯を負傷して、翌日自分でパンツを履けなかったという事があり、明日の朝がちょっと怖い。というわけで道具選びは身の丈に合ったものを選ぶという事で。