2015/10/19

やっぱり書きます

いつものパターンと違って早く帰ってきましたので、記憶が生々しいうちにスミダの感想だけ書いておきます撮り貯めた画像は明日にでも。

グロッソやアヌビアスに黒ゴケが付いているという話は頻繁に耳にしていたのだけども確かにその通りだった。だけども、開館時間の都合上どうしても長すぎる照明時間とあの規模のメンテナンスの手間を考えればむしろ賞賛すべきコンディションなのではないかと思う。
アクリル面のコケも完璧とまでは言えないけど、通常の入館者であれば全く気にならないレベルにまで掃除されていたし、そりあえず「水族館」としての役目は十分に果たしているように思えた。

ただし、唯一許せなかった事がある。水槽の縁から棒が下げられているのが気になってよく見てみると、特大の「わび草ハンガー」だったのである!流木水槽の両脇奥には有茎草が繁茂しているのだけども、それはハンガーにより宙に浮いたわび草から生えているものだったのを俺は見逃さなかった。これらは流木や活着したミクロソラムなどで巧みに隠されていて正面から見ただけでは気づかない、もしこれが巨匠による指示だったらかなりショックだ。巨匠だったら裏側にソイルを盛ってでも直植えしろと言うんじゃないかと思うんだが…。
しかもその水槽の解説には「この感性は日本人独自が持つ美学の結晶である」みたいな事が書いてあるくせにわび草浮かせるなんて卑怯すぎるだろ?「わび」ってのは面倒な事を嫌がるんじゃなくて追求して楽しむ事なんだよ、こんな事に使うなら草玉のネーミングに「わび」なんて言葉を使わないでほしい、外国人に誤解を与えかねない。

監視員にマークされながらもアマノコーナーに1時間居続けて収集したデータの公開は次回!