2015/10/11

店に来れば見れますよ

水槽のオーダーを受けた時、最初から「こういうのを作ってほしい」と言われた時は別として、「店長おまかせ」でスタートした時はいつもイラストを書くところから始まります。打ち合わせの時に見てもらうのですが、当然ボツになる事もあります。ですが完成後に「好みと違う」という展開を避ける事ができるのですから決してムダな事ではありません。

最近は家の新築やリフォームなんかではグラフィックソフトなんかで描かれた絵が出されますが、俺はアレを見ても何にも伝わってこないのです。手書きであれば素材の質感なんかも自由に表現できますし、書き手の気持ちまで伝える事ができます。描いていると新たにいろんなアイデアが生まれてくるのもいいですね。

私は人物を描くのが苦手です、だからいつもアラタ氏のイラストを参考にしたりします(コボちゃんではありません)。イラストに人物を入れると絵に魂が入りますから絶対に描いた方が良いですし、苦手だから描かないのではなく、苦手なら練習して描けるようにすればいいのです。
上のイラストは水族館案のつもりで描いたのですが、絵にしてみて「まだ殻から抜け出せていない」事を再確認できました(つまりボツです)。

今は水族館の他にもう一つ全く環境の異なるオーダーが入っているので、双方のアイデアが刺激しあってトンデモナイ企画が生まれるかもしれませんね。

次週の19日(月)は臨時休業になるかもしれません。なぜかって?それはスミダ水族館に行くため「だけ」に東京に行くからです!