2015/09/02

最初は戦隊ヒーローかと思ったわ

昨日打ち切り最終回となった消防団ドラマの存在をご存知でしたでしょうか?ネット上では役者の演技が悪いとか、時間帯が不利だとか論じられているようですが、私はソレを全否定します。

運悪く(?)パソコンでコレを書いている時に部屋のテレビで流れていた初回と最終回を観た限り、本物の消防団員達はさぞ腹立たしかったのではないかと思います。

  「俺たちはそんなんじゃねぇぞ!」と

別に消防団員をカッコ悪く演じていたのではありません、ドラマでは逆に真面目な勤務状況と地域を守るヒーローとして描かれていたのですが…それが一番問題なのです。世の中の消防団員の96%は「仕方なく」活動しているのです、それが部員全員がやる気マンマンでタバコも吸わず酒も飲まず日々訓練に明け暮れている設定に腹が立つのです。
ウソをつくんじゃねぇぞと、ちゃんと事実を伝えろよと、嘘八百の感動シナリオでドラマ最低視聴率更新してんじゃねぇぞと。

仮に俺が脚本書くなら消防団ドラマはこうなります
・「午前3時から朝練やりましょう!」と叫ぶ部内に1人だけいるマジメ部員を全員でボコる。
・待機所の壁にはトップレス女性のポスターが貼られている。
・車庫の隅に空になった一升瓶が山積みになっている。
・夜の火災発生時、全員が晩酌済みで誰も運転できず出動できない。
・放水時ポンプガス欠。
・ポンプ操法の選手決めでマジ喧嘩になる。
・年間の火災出動全て誤報。
・町内の協力金でコンパニオン付きの大宴会をしている最中に町内会長と鉢合わせになる。

だけど…火事、洪水、不明者捜索の時は本気。だから消防団はドラマになるんです、こんなドラマだったら観たいでしょ?俺にシナリオ書かせろってんだよ。

ちなみに上記の脚本はあくまでもフィクションです。