2015/01/06

「つかそば」はウンコを海に捨てに行くための鉄道跡の上に建っている

今日は「祝!ブラタモリ新シリーズ公開記念」でいきましょう。

たぶん今までのテレビ番組の中であれほどツボにはまった事はないであろうほどの大好きな番組であります(別にタモリ氏の熱狂的なファンというわけではなく)。
番組公開以前から鉄道跡などの「痕跡系」に興味があったのですが、あまりにも同じような内容のその番組を観てついに発狂し、上越市内で「勝手にブラタモリ」を一人でやったことがありました。

有名どころでは直江津から浦川原までの頚城鉄道跡を原付バイクでたどり、鉄道の盛土跡や朽ちた鉄橋に萌え、駅の雰囲気がほのかに残る頚城区の交差点や浦川原のバス停で妄想を膨らませておりました。
中級編では直江津港周辺に伸びていた貨物用の軌道跡を探したり、直江津から春日山までの信越線が新光町を貫くように延びており、それが現在道路になっていることを掴んだ時は鳥肌が立ったものです(三交という地名はそこが道路2本と鉄道の交差点だったことに由来するというウワサも聞いた)。
さらにマニアックなレベルになると「ラーメンほうとく土橋店」の裏に今は誰も通らないような未舗装の路地が、実はそこが真の加賀街道だったという事を突き止め、そんな道を大名が歩いていたなんて想像するだけで夜も眠れぬ日々を過ごしていたのでありました。

現在の地図をみると飛び地になっているような所があります。大抵の場合は当時は川が地域の境界線になっていたのが洪水や河川の整備で流れが変わり、その地区の中で1軒だけ違う住所みたいな現象が起こっているのですが、その住所の境界線を目で追いながら当時の川の流れを探すのが楽しくて仕方ありません。

語れば尽きぬ話ですが、ほとんどの人はついて来てくれません。唯一お年寄りの施設でだけは鉄板トークとなっております。