2014/12/04

唯一の報酬は常時入館無料、誰かやりますか?

水族館水槽は年末の大掃除。今年1年の感謝の気持ちを込めて、しかも1階の流木水槽は3ヶ月ぶりぐらいの本気メンテナンスでありました。どうしてそんなに放置状態になるのかというと、メンテナンス性が著しく悪いからであります!水槽の上にズドンと乗っている木製の巨大なフタ(?)を下ろさないとまともな作業ができません、アレを下ろす作業だけで疲れます。解体寸前なので言わせていただきますが、あの置き型水槽(施設全体にも言えますが)の設計者は魅せる事にだけ執着して世話する人の事を全く考えない上っ面だけの人間です。

そしてこの流木水槽は私が手がけている水槽の中で最もコンディションが悪く、水槽中が藍藻類に覆われています。一番の原因は隣のピラルク水槽から水が引き込まれているので、生のイワシを食いまくっているヤツが5匹も入っている水槽の水で常に満たされており、私の管理理論どうのこうの言っても全く通用しない状況なのです。

ならば一度自論を白紙に戻し、ここの状況のみで考察する事は可能ですが、そこにはこの仕事が「ボランティア」であるという大きな壁があるのです。たぶんこの状況を克服するには相当な労力と費用が必要だと思います、だからといってを別にお金が欲しいというわけではありません。つまり他のクライアント様から料金をいただいている以上は、いくら公共施設とはいえ「タダ」でコレ以上の仕事をすべきではないのです!(めんどくさいからでもないぞ!)

結局、唯一できるとこは「その都度、見た目だけ自力でキレイにする」というだけ。というわけで、今日は素晴らしい出来栄えですが、年末ごろには元の状態に戻っていることでしょう。2階の石組水槽も地球侵略を企むウィローモス星人に襲われているし…はぁ。

ご契約いただければ最高のポテンシャルで実力を発揮させていただきます、いつでもお待ちしております。