2014/08/16

矢追氏が遭遇したのはコイツか?

夏休みの宿題、地元の学校だけかもしれませんが今は「自由研究」とは言わないようですね。それぞれの課題を決めて工作をしたり絵を描いたりするようですが、去年の段階から今年は「ミニトイレ」を作ろうと子供らと決めていたのです。去年は貯金箱を作ったのですがイマイチ面白くなさそうだし、ありきたりなので良さそうな課題を考えていたのですが、私が水換えの時に水槽からホースで水を抜いている様子を見て息子から「そのホースにモーターがついているの?」と聞かれて「コレだ!」と思ったのです。
製作難易度は貯金箱並、それでいてサイフォンを体験できる理系要素、そしてトイレという子供向け鉄板の「シモネタ」。この3つが組み合わされば最強だろうと。

まずは1.5リットルの円柱ペットボトルを切って漏斗にして、そこからアマノのクリアホースでS字の配水管を作れば目で体感できるサイフォン機能は作れます。そのシステムの周りに紙粘土で便器を作るのですが、ここからは完全に子供に任せます。今日の営業中に何度もトイレを往復しながら3時間以上紙粘土をモミモミして出来上がったのはとてもじゃないけど便器とは思えない代物でした、花瓶か長靴か?はたまたケツからホースが生えた謎の生物か?でもいいんです、洋式便器というような明確なモデルがあるものは最高に上手く作っても本物を越える事はできません、むしろ「子供の時にしか作れない作風」は今しかできないのです。

そんな私の「作風論」、違うジャンルでも語っております。よろしければ別のサイトでお会いしましょう。