2014/06/01

本来の使い道を知らない方が良いこともあるんだよ

誰もつっこんでくれないので自分からお話しましょう。店の天井照明が変わってるんですよ、スチールの電線管にマットブラックのランプシェードを直付けしてしました。今までの吊り下げタイプの時よりも空間がスッキリして広くなりました、何よりも無骨でクールなのであります。

構想は1ヶ月以上前から進めており、ホムセンや通販などを使用して材料を集めていました。そんなある日、宅配便の女性ドライバーさんが不思議の国のアリスのシルエットがプリントされたいかにも怪しげなダンボールを届けにきました「えぇ!?これアダルトグッズなんじゃねぇの?最近こんなの買った覚えないよ…(いや、最近だけじゃねぇって)」覚めた目で「ありがとうございました」と告げて去る女性ドライバー…まぁ普通そう思うわな。でもこれ開けちゃったらお買い上げなんじゃないの?クーリングオフってできるの?…でもちょっと見てみたい(笑
なぁ~んていろいろ妄想してたら伝表に小さく「アンティークランプシェード」って書いてあるじゃん、このダンボールはダメでしょう?そりゃぁその店の商品は女性向けの物ばかりですから、女性がこの箱で受け取っても変じゃないですけどさ、って事はセブンスのステッカーやTシャツにプリントした「バケずきんちゃん」も同じように見えちゃうのかな?

本来このタイプ(と書いても分からないと思うけど)のランプシェードはコードで吊り下げて設置するとかわいらしく演出できるものですが、格納庫の天井にも取り付けたように直付けすると工場っぽい無骨な感じに豹変する懐の深い素材です。それを丸型のボックスにつけるのですが、本来のこのボックスの使い道がわかりません、でも趣味で使う私には関係の無い事ですのでボックスを加工してランプソケットを固定します、さらにそのソケットにシェードを挟んで固定しますが、そこでちょっと気になる事が…でもスルーして配線をつないで電球も入れてスイッチオン!で何事も無く点灯!やっぱり俺はやる時はやるなぁ~、と満足して水槽の掃除に取り掛かりました。

水槽掃除を始めて30分ほど経過した頃、突然「バシュッ!」という破裂音でビビリました、ですが照明は普通に点灯していましたので、炭酸ガスのチューブが圧力で抜けたのだろうと思いそのまま放置。掃除が終ったので各水槽のチューブの継ぎ目を点検したのだがどこも抜けた形跡が無い!?これはマズイと照明のスイッチを消して点検するとソケットの中が黒いススだらけになっているのを発見、あちゃ~やっぱりか。
心当たりはあったんです、ソケットの端子とアルミ製のシェードの間が紙一重でショートしなければいなぁと思っていたんですが、やっぱりダメだったようで今回はショートして接触しているアルミが溶けて離れたため一瞬だけで済んだ模様。というわけで5個全部を一度解体し、絶縁処理を施してから再設置、今は本当に問題なく点灯しております。

何かやれば必ずドラマがある、ドラマがあるから面白い、だけどケガと火事にはご注意ください。