2014/06/04

出動から現場到着までに18時間かかるわ

今年度から消防部長宛に火災や災害が発生すると本部からメールが届くようになりました、昼夜問わず送られてくるゆえ私生活にそこそこ影響があります。それでも地元市民の命に関わる事ですので仕方のない事だと思っていたのですが、(部長さん達はわかると思いますが)ここ最近は何かが違います。
関西以南のスモッグ注意情報や、天気予報見てりゃわかるような高温注意情報、挙句の果てには西之島噴火情報なんて上越の消防団に何の関係があるんだと言いたくなるほど。受信を見逃さないために着信音をブザー音にしていますが、これだけ無関係な事で頻繁にビービー鳴ってるとそのうちオオカミ少年状態になりそうであります。

これから東日本も災害シーズンに突入しますが、災害時にするべき行動なんてのをニュースなどで報じられるようになるでしょう。普通に聞いても当たり前の行動ゆえなかなか記憶に残らないのが現状です、ならばこういう覚え方はどうでしょうか?逆に絶対にやってはいけない行動を並べてそれと逆の行動をすればいいのです。今日は竜巻編です。

・急に空が暗くなって涼しい風が吹き始めたのでラッキーと思う。
・突然霰(あられ)や雹(ひょう)が降りだしたので、あわててスキーのワックスを塗り始める。
・「ゴォーッ!」という轟音が聞こえ始めたのでテレビのボリュームを上げる。
・外を見たらスゴイ風だったのでベランダに飛び出す。
・家の屋根や車が飛んでいたのでスマートフォンで撮影する。
・体中に窓ガラス片が刺さった映像をYouTubeに投稿する。

「そんなバカな」と思う人ほど要注意。銃声聞いて周囲を見回すのは日本人だけ。