2014/05/03

春から火災が多いです。 この業界も炎上間近です。

午後の営業中に旧カウンターに代わる作業台が必要だったので、開店と同時にホムセンで塗料を買ってそのまま店に直行、端材でもらったもう1枚の板を利用して2時間で完成させました。今度の塗料は木目を生かすメープルで、ウォルナットで統一した店内のアクセントになってます(そこまで考えて色決めてんのよ)。この作業台は私にとってのファクトリーであり、ラボラトリィであり、ピットスペースなのであります!明日も親子で走り込みます、私と勝負したければまず息子を倒してからであります。

もう少し先になると思いますが、ADAの特約店が取り扱い商品数に応じてランク分けされます。前回のカタログで星の数によるランク分けがありましたが、星が数字になっただけで内容は変わりません。あれだけ物議を醸したのにどうして同じ事を繰り返すのでしょうか?
評価する側は違うのかもしれませんが、それを見る側は低ランクの店ほど質が悪いというイメージが必ず出てきます。たとえソイルしか置いていないようなショップでも経験や知識の豊富な優良店が数多くあるはずです、そんなショップに負のイメージを植えつける制度はこんな狭い趣味世界のメーカーとしてやってはいけない事だと思います。
商品数の多いショップを優遇するという事は、結局少ないショップを脅迫しているのも同じです、資金面に乏しい私は正直そう感じました。 そんな事を考えていると結局は売上げの事しか考えていないメーカーなんじゃないかと思ってしまうぐらいです。私と話をした事のある人なら分かると思いますが、アマノ製品全てが良いのではなく、必要な物と不要な物をしっかりと分別して品揃えを考えています。だから各店舗の取扱い数にはそれぞれの意味があるはずなんです。
取り扱い商品数や販売量で待遇を分けるなんてコンビニと同じです、どこの店に行っても同じ経営方針、同じ品揃え、そんな世の中になったらユーザーの購買意欲が落ちるどころか特約店同士で首を絞め合う事になるだけです。新潟近県から、福島、栃木、東京、愛知、京都…信じられないような遠いところから来てくれるお客さん達もいなくなるでしょう。

ここ数年で著しく製品クオリティは下がりましたが、それでもADAは国内メーカーの中では群を抜いて良い物を作っていると思います。いつもお世話になっているADAの営業担当の方から「あと20品そろえればアイテム数300(最高ランク)を超えます」というお見積もりをいただきました。私はその数字には興味はありませんが、ユーザー様から見て商品数が多い方が助かるとか、いつも行ってる店のランクが高い方が嬉しいというご意見があればあと20品揃えてみようと思います。

その判断は連休明けにするつもりです。意味が無さそうなら特に商品数は増やしません、セブンスはメーカーや自分のためではなく、皆さんのために存在します。少しでもご意見いただけると嬉しいです。