2013/12/30

氷点下をSCHWINNが走る 3

わかってる。わかってるよ、こんな時にチャリのハンドルなんか換えてるヒマなんてないっつーの。でもね、年末だってのに気持ちいいこの青空がいけないんだよ!

かなり様変わりしました私のシュウイン、まずは今日までのカスタムポイントを教えちゃいましょう。まずは安っぽいプラスチック製のリフレクターをアルミベースの物に交換。そしてシートはハンモックタイプの物を用意しておいたのですが、取り付け直前にバナナシートなるモノが売り出されているのを発見し、激しい競り合いの末ゲットしました。本来バナナシートというものは20インチタイヤにエイプハンガーハンドルのついたローライダーなどに使用するものなのですが、そんなセオリーなんて私には通用しません、付けたいから付けるそれだけであります。しかも付属していたシッシーバーは当然ながら26インチの私チャリにはフレームが干渉してポン付けできませんでしたが、それをムリヤリ曲げて見事に装着させたのであります。このような執念に近いものはミンチョカスタムで「本来は付かないものを工夫して付けた」実績と「電線管曲げ」の経験が見事に活かされたのであります。
バイクと同様にシートの変更はスタイルに大きな影響を与えます、幅の広いビーチバーハンドルにバナナシートはやる気が無いというか怪しい雰囲気がムンムンしておりました。正直言ってあまりの怪しさに(この俺が)しばらく乗るのを控えていたぐらいであります。

シートと同時に探していたのがハンドルです。マウンテンバイク用のフラットかライザーバーが良さそうだったので片っ端から調べ上げ、中古のライザーバーを500円ほどでゲットしました。ハンドルが届いてから雪が積もったり仕事が忙しくなったりして中断していたのですが、ついに今日交換作業に着手したのであります!

チャリのハンドルを換えるのは中学校時代にママチャリを族車仕様に改造した以来であります。25年の時を経ておりますが、やはりその経験は活きております。両側のグリップを引き抜き、二度と付けたくないブレーキレバーを外し、ポストのボルトを緩めればアッサリとビーチバーが抜けました。そしてライザーバーを固定して、グリップを差し、ブレーキレバーは…仕方ないので左側に取り付けました(リアはコースターブレーキなのでレバーは1個しかありません)。

できました。シートの印象も大きかったですが、ハンドルも相当印象を変えてくれました。さすがにマウンテンバイク用だけあって「走るやる気」みたいのを感じさせます、でもリアを見るとバナナシート…コイツは走る気があるのか無いのか良くわからない、でも結構面白くできたんじゃないかと思います。

さっそく駐車場で試乗すると今までと全然違います!もはやのんびり走るような乗り物ではなくなりました、でもフレームとシートとハンドルのバランスがバラバラなので激しく乗りづらい、これは相当なじゃじゃ馬になってしまいました。でも俺はプロじゃないのでこれでいいんです。乗るのは自分なんですし、好きなようにやるから面白いものができるんですよ。

そしてさらに今日ROCKSHOXのフロントフォークが届きました、本格的なクランカーに仕上げるのはここからです。このタイトルはもうしばらく続きそうです。