2013/10/22

熱帯魚屋のオーナー(2児の父)が東京を楽しんだレポート

本調子とは言えませんが、とりあえず働くだけの体力はありましたので今日を乗り越えました。というのも出発前の入念な計画が功を奏したからであります。

午前3時!子供をたたき起こして車に詰め込むと午前4時前ギリギリにETCゲートを通過、このためにわざわざETC付けたんですから遅刻はできません。長野県境と碓氷峠付近の濃霧に苦戦しながらも9時ごろには藤岡ジャンクションを経て関越道へ。
このまま一気に東京突入かと見せかけて、なんと川越インターで高速を降りる。過去に首都高でグランツーリスモ状態になった(しかも軽自動車で)事があり、都内の走行は避けたいゆえ途中から電車に切り換えてみようという戦略、ではどこで切り換えようかと地図を見ていたら、そこそこ都心から離れていてインターと駅が近いところ…「川越」だったのである。
川越は行ったこともないけど、せいぜい上越並みのイナカ町だろうから運転も駐車も余裕だろうと思い込んでいたら、上越より都会じゃないかカワゴエ!国道は渋滞で進まねぇし、駅周辺のコインパーキングは全て満車、30分以上さまよってやっと空いてる駐車場を確保。ここまででかなり疲れた。

電車に乗ったらあとは座っているだけかと思いきや車内アナウンスで「濃霧の影響で大宮までの折り返し運転となっております」どっしぇ~ッ!埼玉で終わりかよ、この先どうなるのかと思いきや大宮から別の路線で行けるらしく何回か乗り換えて最初の目的地の原宿に到着。今回の旅は家族4人がそれぞれ1ヵ所ずつ好きな所へ行くという約束にしたので原宿は娘のリクエスト。
ミルキーな気持ち悪い配色の店ばかりで個人的には興味ナシなのだがそこは原宿、短時間でゴローズに入れるようなら行ってみようと…そこには50人以上の行列が!以前行った時より多いじゃねぇか、こりゃ並んでも入るの夜8時確定なので断念。
妻のリクエストはアソコ(?)という雑貨店だったのだが、そこも人だかりが出来ていてとてもじゃないが入る気にはなれずこちらも断念。ウェブサイトを観ると低価格かつ面白い雑貨がありそうで、量産品を楽しく販売する参考になりそうで俺も楽しみだったのだが残念。

次は俺の番、原宿から数駅進んで恵比寿…そう、P.F.S.リベンジであります!前回悩んだあげくに買わなかったゴミ箱の事が忘れられず、この機会にゲットしようと思ったわけです。で…ゴミ箱ゲットしたのですが、それだけで気が済むワケが無く再び散財してしまいました。それでもマグカップ以外は全て店の備品として購入したものですので、これでまたさりげなく店の雰囲気が変わりますよ、何を買ったかはお楽しみです。それにしてもカッコイイ店であります、今後の参考のために内装もじっくり観察して勉強させていただきました、これが一番の収穫かも。

さぁ、最後は息子のリクエストであります。息子が「どーしても行きたい!」とあまりにもワガママを言うから俺は嫌だったんですけど仕方なく、 仕方なく行ってきました「タミヤプラモデルファクトリー新橋!」聖地キターッ!どうよこの圧巻の品揃え!普通の店では設定されてない細かなパーツ類までバラ売りされているのでありがたい、そして2階に設置されているのは本番と同じ5レーンのサーキット、東京の強豪達に混じって疾走する俺のアバンテ!あぁ~、俺のアバンテが新橋のサーキットを走ってるよぉ~、夢のようだ、俺はここに住みたいっ!

(息子そっちのけの)夢の時間は終了し、午後4時に川越に向かう電車に乗ったのでありました。駅に着いて夕食を済ませて夜7時、ここで川越にしたもう一つの理由があります。ちょうど駅とインターの間に入浴施設があることを調べておいたので、旅のシメに家族で温泉というわけです。源泉かけ流しの大きな風呂にゆっくりと浸かり、疲れまでは取れずとも気分はリフレッシュできますし、何よりも帰ったらすぐに寝る事ができるのが嬉しいです。そして夜9時に川越出発、これでちょうど上越に12時着なので高速代もちゃんと節約できるという俺にしては珍しく入念に練られたプランだったのでありました。

さすがに狂四郎で帰って来たのはキツかったですが、それでも午前1時前には布団に入れたのでいつもの遠征に比べれば余裕があったというわけです。
毎回東京に行くと感じることですが、どの店も凌ぎを削って努力してます。個性的だしクオリティも高い、そんな店が集まっているので街全体が面白い。競合店が多い環境だからというのもあるんでしょうが、上越にはもっと糊しろがあるように思えました。

それにしても東京まで行って「すみだ」とか他のショップ様見学とか全く興味無いもんな。 いや、同業種は見ない方がいいんですよ、得る物より失う事の方が多いんです。たぶんね。