2013/08/22

ルパン三世のアジトに最適です

夏休み最後の休日を利用して二日間家族に奉仕してまいりました。外泊で盛大にと思ったのですが、子供が2人とも小学生になると宿泊料金も大人並みになるところが多く、4人で泊まるだけで諭吉が飛び交う出費になるのでなんとかならぬものかと考えていると、キャンプ場のコテージなら人数に関係なく1泊1万円前後でいける事が発覚、さらに調べるとエアコン冷蔵庫トイレ付き、さらに風呂は近くの温泉施設利用可能というもはや「キャンプ」と呼ぶにはぬるすぎる最高の施設を確保。
川遊びなどは通常のアウトドア並に楽しませていただきましたが、食事はIHで煮込んだ鶏肉カレーにガソリンストーブでさっと炙ったナンをひたしてサラリと済まし、温泉浸かってさっさと就寝させていただきました。お隣のコテージでは大所帯でバーベキューと意気込んでおりましたが、彼らから見ればあの家族は何を楽しみに来たのだろうか?と思われたはず。
それでも壮大な岩山の麓にあるキャンプ場で景色を見ながらのカレーや、朝食も川のせせらぎと鳥の声を聞きながら炙ったパンを食べながらコーヒーを楽しむなど、 これはこれでスマートなキャンプの過ごし方なのではないかと思いますし、なによりも後片付けがラクなのが良いです。
唯一「キャンプ」だったのは寝る場所が床だったことです。私は野宿道具を持ってましたので支障はなかったですが、その他のメンバーは暗闇から度々唸り声が聞こえましたので忘れられない夜になった事と思います。

二日目のメインはマリンピアです、上越水族館に(勝手に)出入りする人間としてリニューアル後の偵察は欠かせないのであります。外内装や外の施設はとてもキレイになって清潔感が格段によくなりました、展示水槽も増設されたのがあって、いわゆる「いまどき」の水族館になったと思います。ですが、施設が良くなった分だけイルカの存在感が薄くなってしまっているんです、今までの古い時は明らかにイルカが主役でマスコットの役割を果たせていたのですが、イルカ施設が今までとほとんど変わっていないため、どれも中途半端な感じになってしまっていてつかみ所がありません。どうせなら2ヶ所あるドルフィンスタジアムを一体化して頭数も増やして、日本海側でブッチギリ最大のイルカ施設にできたと思いますし、サンゴ水槽も同じようなのは2本も必要ないので巨大な1本にしたほうが施設の個性が出て良いような気がします。めったにないリニューアルのタイミングだったのに「とにかくやりたい事を全部やろう」みたいな事になったような気がしてなりません、新上越水族館の企画書も見せてもらいましたが、これの二の舞になりそうな気配もあったのでちょっと心配です。家でできるような事をわざわざ水族館でやる必要はありませんし、現実的な事をやっていてはお客さんは現実を忘れるほど感動してはくれません。

それにしても、開封後5分で放置されるような商品が飛ぶように無くなっていた売店の売れ行きだけは理解不能です。