2013/05/03

セブンス専用車両を作ろう 7

本題に入る前にいろいろお知らせです。

・プロレイザーをご注文いただいたお客様、今回の生産分では入手ができませんでした、申し訳ありません。 メーカー発表では次回は5月中旬に再販予定ですのでその時に再度発注いたします、よろしくお願いいたします。

・電話が不調の件、現在も復旧しておりません。明日改修作業予定ですが受話器を取っても会話が聞き取れないような状況なので、復旧するまで電話線を抜いてしまいますのでご了承お願いします。

・格納庫の吊戸は営業中であるか否かを表しています、開いていれば営業中、閉じていれば休業中です。怪しい雰囲気ですが開いていればウェルカムですので遠慮なくどうぞ。



さぁ、ここからは本題です。仕上がったのは幅115cm、高さ45cmの金属製のプレートです。これを窓の内側に掲げることによって直接車に手を加えることなくバンの雰囲気を出そうという作戦です。セブンスおなじみのシルエットイラストの下にはメンテナンス業務部門の名称が書かれています。あくまでもコマーシャルではないので店名は入れていませんので、知らない人が見てもセブンスの車だとは思わないでしょう(知ってる人だけ気づくのが面白いところ)。
普通の看板屋にこの話をすれば真っ先に「カッティングシートで…」という話になるでしょうが、40年前の車にカッティング貼るのはどちらの個性も殺す事になります。本当はプレスで凹凸をつける手法が当時物なんでしょうがそれだと100万じゃ済まない。そこで作画の通りに鉄板を切り抜いてもらい、その裏に色の付いた板を合わせればプレスとまではいかなくとも、当時の商売人が悩み抜いて作った看板のような雰囲気がでるのではないか?と思い製作を依頼しました。
カッティング看板の10倍以上の金額の見積りに一瞬怯みましたがやるだけの価値が絶対にあると確信していましたので完成を待つこと数日…。あぁ~、この1ヵ月の間に何度思った事だろうか「セブンスの作るものはイチイチ格好良い」と。絶妙なのはイラストを切り抜いた鉄板の厚み、この厚みが僅かな陰影を作って独特な立体感を醸しだしている、ワーゲンのボディ色と同一のアイボリー地に茄子紺の文字色はクラシックワーゲン王道でありながらセブンスのイメージにぴったりだ!
あとはコレを取り付ければひとまず専用車両は形になるが、あまりにも良い出来なのでしばらく店に飾っておきます、セブンスノベルティの最高峰をご覧あれ。

アクアリウム界の痛車はカッコ良すぎ申し訳御座いません。