2013/01/27

初めて新車が欲しくなった話 前編

大雪で数日間店に置き去りだった(事実上)ノーブレーキのチャリ…、今日のこの晴天なら路上の雪も無くなっていると信じ、終業後に路上へと走り出す。除雪の効いた歩道は難なく走りぬけ、後半の歩道のない狭い道に入った途端にボコボコの圧雪がそのまま残ってやがった!男のプライドとしてはそこを押して歩くのは許される行為ではないので半ドリフト状態で悪路を走破してやった。リアが滑るのはいいけど、フロントはマジで怖い。

街ゆく人々から見ればバカかもしれないが、乗り物を選ぶ行為に理屈などは必要ない、乗りたいから乗るだけ。

先週本屋で車の雑誌を立ち読みしていた時に、初めて新車で欲しい車を発見してしまった。それはフォルクスワーゲンのアマロックというやつで商用のピックアップトラック、日本のワーゲンは(中の上)高級車イメージが強いのだけれど、ワーゲンの真骨頂はこういう働く車にあると思う。
興奮して本を見ていた俺の元に妻がやってきたので「この車どうよ?」と聞いたら「うん、買おう」という事になった(この会話の理由を書くには長文になるので明日書きます)。

残念ながらこのアマロックは日本では発売されていないようで、手に入れるなら並行輸入という事になる。旧車なんかではよくある話だけど、新車の並行物はかなりやっかいなはず、ちょっと思いつくだけでも順調に運べても車両プラス100万以上はかかるし、新車ゆえに車検基準も日本の最新版だから合わなければワンオフで改良しなければならない。修理はディーラーでは絶対に受けてくれないし、必要な部品もまたしても並行輸入で手に入れる…あぁ~考えただけでも気が遠くなる。そう思うと空冷ワーゲンやハーレーの世界って趣味以上に確立されているんだと感心してしまうよ。

というわけで、買いますので日本での発売をお待ちしております。