2012/11/01

11月は有機計画月間です

1ヵ月間長かったなぁ~。まるで潜水競技でずっと息せず潜っているような気分でした、自分で課した試練とはいえさすがに追い込みすぎだったかもしれない。まさか「何の事?」なんて思ってないでしょうね!?10月は全てアクアリウムに関する話を盛り込んであったんですよ、告知もしてあったはず。そして序盤は軽い話から徐々に突っ込んでいって、ラストはかなり深い所までいってましたがついて来れましたでしょうか?この31日分を読み返すだけでも自分の中のアクアリウムに対する何かが変わると思います。

今日は妻が仕事でいませんでしたので家事はほとんど任されました。夕飯も俺が担当でしたので今日のテーマは「ラーメン屋のラーメン以外のメニュー」です。チャーハンは近所の店からチャーシューとメンマを買ってきてそれを具材にするだけで店の味になるから便利です、よくご飯がパラパラにならないと言いますが、俺は天才なのでパラパラは普通にできます、たまにご飯と玉子を混ぜてから炒める裏技とか自慢しているテレビがありますが、チャーハンには少数ながら卵だけの塊の存在が必須ですし、パラパラなんざ技術でできる事なので、あのようは料理法としても情けない技法はいただけません。俺の中での最重要は塩加減です、その日に使う具材に応じて判断する塩加減が肝かと思います。

次は野菜炒めですが我が家の旧式IHではどうしても炒め煮の状態になってしまうので、「もやし炒め」「その他の野菜炒め」「豚肉メンマ炒め」の三つを別に作らなくてはなりません、なぜメンマを豚肉と合わせるのかというと、他の野菜と一緒に作るとメンマの塩気で水が出てしまうからです。家料理ならもやしは中火で傷つけないようにという手法もあるのですが、男の料理としては強火で挑みたいところです。

最後はわかめスープですが、本当ならガラと昆布でいきたいところですが、時間節約のためにあのオヤジの缶を使わせていただきました。俺的にはバゴォーンのあのスープが最強ですが、インチキ焼肉屋のスープよりは格段に美味いです。

料理は男を磨くための全ての要素を鍛えることができます。「メニューを考える想像力」「味付けを決める決断力」「炒め料理に欠かせない瞬発力」「見た目の美味しさを左右する色彩能力」「テーブルを彩る器を決めるデザイン力」「休まず厨房を走り回る体力」さらに視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感を全て駆使しなければ人を喜ばす料理は作れません。

男の料理は時として妻をも超えるように思えますが、それは男の料理は気まぐれに食べたいものだけを作るからであって、毎日飽きないように栄養面まで考えられたおふくろの味には到底かなうものではございません。