2012/02/26

トラノアナ 2.4(ファイナル)

いいかげんダラダラ書いても仕方ありませんので今回でラストにしましょう(記憶も薄れてきたし)。

180で流木と石で構図を決めている時、私はあの人の目の動きだけを5分間ずっと観察していました。観衆は水槽に釘付けでしたが、あえて水槽を見ることなく流木を持っているとき、石を置いているとき、一歩下がって全体の様子を確認しているとき、その時の眼球の動きだけをじっと見ていました(バレたら間違いなくケンカを売っていると思われたでしょう…)。ものすごい発見がありましたよ、まさに目からウロコでした。でも書けません、アクアジャーナルのネタになってしまいますから(笑

最後は「めだかの学校」についてです。ユーザーの皆さんはめだかの学校って知ってます?セブンスのお客様ではその周知度は10%未満でした、さらにその内容まで詳しく知っている人は今のところいません。メーカー側の説明を簡単に言えば特約店の中で「真面目」で「知識のある」ショップの集まりなんだそうです、じゃぁその資格はどうすればもらえるかといえば現在のところ「コンテストの表彰式に参加する」「今回のような研修に参加する」この2つです。はたしてこの2つのどちらかに参加したからといって、本当にそこが優良店であると言えるのでしょうか?私はこの制度をあのカタログの★ランクと同じことが起きていると思っています。以前にも書きましたがあの星はメーカー側から見てのランク付けであり、ユーザー視点からでは何の意味もありません。星がたくさん付いていたショップだから遠出して行ってみたけど思ったような店ではなかったという話を山ほど聞いてきた私にとって、もし今回も同じような事が起こるようであれば、セブンスはこの資格を返上するつもりでいますし、実際にユーザーの周知度が低いという時点で主旨がずれているようにしか思えません。
そして、めだかの学校には参加特典があり、ご存知の通りアクアジャーナルでの掲載と雲山石のような素材の先行販売などで優遇されています。しかし、上記の参加要件では開催地が今のところ東京と新潟でしかなく、日程の都合や距離の関係で参加したくてもできないショップがたくさんあるはずです、その不平等な参加要件にも関わらず登録店だけが優良店であるような誤解を招く表記や優遇をされているのを目の当たりにして非常にショックを受けていました。
ADAを取り扱うショップ同士で業界を盛り上げていこうという大義には大いに賛成で、私も可能な限り協力させてもらうつもりですが、それに伴う優遇に関しては認めてもらえるかはわかりませんがその場でお断りさせていただきました。このわがままによってセブンスのお客様には他店様よりもご支援できるのレベルが下がってしまうかもしれませんが、私はこの全国の特約店という仲間であり、良きライバルと丸腰の底辺の位置から勝負したいですし、絶対に負けません。

こんな事を書いた後で安っぽいお世辞のように思えてしまうでしょうが、このような研修は自身のレベルも格段に上がりますし、ショップ同士の貴重な交流の場としてとても良い機会だと思います、本当に楽しかったです。改めて御礼を申し上げます。

特約店至上のトラブルメーカーの心中は無煙炭で浄化された水よりも澄み渡り申し訳御座いません。