2012/01/08

オイルショック

上越消防団出初式に参加してまいりました!今年一年の地域の平和を願うと身の引き締まる思いであります。それにしてもあの式典、無駄な動きと意味不明な号令がが多すぎであります。実際火事場では1分1秒を争う修羅場であるのに、いったん止まって方向を変えるとか、挨拶の度にラッパが鳴るとか今年で勤続15年を超える立場でさえ理解不能でございます。
仮にあの式典の最中に近郊で火災が発生したならば、そこに出席している300人超の消防部員と50台近い小型ポンプ車が一斉に駆けつけ、現場がごった返してパニックになるのではないかと勝手な妄想をしているうちに極寒の式典は終了いたしました。式典中は防寒具の着用が認められず、底冷えのする中耐えさせられた団員達は1時間半小便を我慢させられ、式典終了後の男子トイレの前は大行列、挙句の果てには女子トイレにまで駆け込む団員までおりました。出初式という名の式典ではありましが、これでは出初違いでございます。式典途中の芝火事程度なら消防車を使わなくとも団員の小便で鎮火できます。火事とトイレは119番いつでもお呼びください。

過酷な午前中で集中力を失ったのか、仕事中にカッターで指を切ってしまいました。切り傷というのは治りが遅く、よりによって店には絆創膏ひとつもありませんでした。だからといって仕事の手を止めるわけにはいきませんので、作業を続けていたら結局終業時まで出血は止まらず、帰宅後にようやく絆創膏で止血したものの、今このキーボードを打つたびににじむ血液は現在のところ6時間出続けているわけで、明日の朝にはドラキュラに吸血されたかの如く私の体は干からびている事でしょう。

これからは真紅の消防車を見るたびに、私の血塗られた惨劇を思い出してください。