2011/10/23

酒とタバコと阿呆

さて、昨日は店を途中でホッポリだして何処に行っていたか正直にお話しましょう(その代わり次週日曜の事は黙秘させていただきます)。2週間ほど前にいきなり電話がかかってきたんです、それは去年臨時休業にして行って来た富山のワーゲンイベントで知り合った新潟のワーゲン乗りの人からでした、電話によると22日にツーリングがあり、戸狩温泉で泊まるから少しでも参加できないか?ということでした。大抵この手のイベントは週末に行われるので私のような商売人はほとんど参加できないのですが、この間違いなく意気投合できる人間と知り合えるきっかけと、現在のあまりにも乗らない愛車生活を打破するためには行くしかねぇだろ?自身の成長の為ならお客様も許してくれるだろう?と勝手な解釈をして、「土曜の夜から日曜の朝までなら」という条件付で参加を決意しました。
できれば宴会開始には間に合いたい、現地までは1時間半もあれば着きそうな感じだったのですが、最短距離だと関田峠を越えるルートしかないと思ったのですが、上越の人ならわかると思いますが光が原高原の向こう側に行くという過酷極まりないルートを夜の闇の中行くのは御免でありますので、ギリギリ明るい5時出発にしたわけです。説明は無用かと思いますが、関田峠をワーゲンバスで越えるなんてのは車が動かなくなった所で野宿しろと言っているようなものですので、エブリィワゴンに乗車、一路板倉の向こう側へ走り出したわけです。
かなり急いだつもりなのですが上り坂が始まった辺りですでに夕闇に包まれてしまい、頼れるのはヘッドライトだけ、そしていつもではありえないようなエンジンの回転数で登って行きました。昼間は何回か行った事はあって、そこからの眺望はそりゃもう見事なモノで思わず「敵将討ちとったりぃ!」と叫びたくなるぐらいです。そんな絶景ポイントでチラッと上越の街を見てみると、そりゃぁもうすんばらしい夜景が広がっているではありませんか!火力発電の炎が象徴的で、さらに上越全景に光がちりばめられている様は、できれば車を停めて見ていたかったのですが、グッとこらえてひたすらカーブを左右にかわして行けばついに分水嶺関田峠の碑(新潟と長野の県境)が現れて、目の前に道は下り坂になったのです。

(当ブログ初の)明日に続く